コエンザイムQ10は、とても安全性の高い成分です。
そもそも人の身体で生成されており、人が生きていく上でなくてはならない成分なのです。
しかし、年齢と共に生成が減少されていき、
コエンザイムQ10不足による様々な身体の不調があらわれ始めます。
その重要性に対する理解が広まり始めた今、CoQ10摂取を心掛ける人が増えています。
健康効果・美容効果を得るために最適な摂取量とは、いったいどのくらいなのでしょうか?
適切な摂取量を知らないまま、いい加減な量を摂っていても、
望んでいる効果は得られないかもしれません。
ここでは、必須補酵素であるコエンザイムQ10が不足するとどうなるのか、
健康で過ごすために必要な量はどのくらいなのか、
そしてサプリメントや食事で補う際の摂取目安量はどのくらいなのか、
詳しくご紹介いたします。
必須補酵素不足の実態
CoQ10は、私たち人間の身体全体に存在しています。
エネルギーを作り出すミトコンドリアの中に存在し、
エネルギーを燃焼するアデノシン3リン酸を活性化する役割を持っています。
また、細胞やDNAを傷つけガンをはじめとするさまざまな病気の原因とされる
『活性酸素』をやっつける【抗酸化作用】を持っており、
まさに健康維持に欠かせない成分なのです。
では、生命維持に必須のコエンザイムが不足している人は、
どのような人で、どのような不具合が起きてしまうのでしょうか?
ヒトの体内で生成される量は、20歳前後が一番多いとされており、
だいたい40歳以降は生成量が急激に下降していきます。
そして、癌や糖尿病、心疾患などの病気にかかっている人は、
体内のコエンザイム濃度が少ないというデータもあるのです。
これは、コエンザイムが如何に私たちの健康維持に不可欠な要素であるか
ということを物語っています。
必要な量は?
健康維持・美容維持のために必要なCoQ10の量は、一日に30~60㎎とされています。
この必要量を下回ると、アデノシン3リン酸のエネルギー燃焼作用に支障をきたし、
心臓や肝臓・腎臓などの臓器や、骨格筋などがエネルギー不足となります。
また、抗酸化作用が増殖する可能性もあり、様々な病気になることが懸念されます。
出来るだけ必要量を確保できるように、サプリメントなどを利用すると良いでしょう。
コエンザイムQ10サプリメントの価格はだいたい1000円前後のようなのでお財布にやさしく続けやすいですね。
摂取の目安
サプリメントや食事での摂取量は、
年齢や体内のコエンザイム濃度によって変わります。
そのため、摂取量の目安を決めるという事は難しく、
健康であれば30~60㎎、病気であれば300㎎程度、というように幅が広くなっています。
常識を超える量の摂取をした場合は、
過剰摂取として何らかの望まない作用を懸念する必要がありますが、
常識の範囲内であれば、体調によって調節するというのも良いでしょう。